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靖国問題 part2

 前回に連続して以下、私見です。

 第二に、靖国参拝と表現されていますが、そもそも、小泉首相は参拝しているのかという点があります。
 参拝とは、文字通り、行って拝むことです。
 小泉首相は靖国神社で神道形式の参拝をしたのでしょうか?所謂、二礼二拍手一礼です。
 
 おぼろげな記憶ですので、間違っている可能性が多分にあるのですが、小泉首相は靖国神社で神道形式の参拝をしないで、一礼で済ませていたのではなかったでしょうか。

 これが間違っていなければ、小泉首相は参拝したと表現するのは正確ではありません。
 少なくとも、この形式は他の宗教を信仰している人が他の宗教の施設を訪問したときに採用する形式に含まれます。
 もし、一礼ですませていたなら、小泉首相の信仰とはなんなのでしょう


 第三に、靖国神社に参拝することが戦没者を悼むことを表すために必要なことだと発言する人がいます。それが、総理大臣や代議士にとって必要だとも言う人がいます。
 しかし、それは信仰の理解からして奇妙です。
 第一の部分で述べたように、靖国神社に参拝することは宗教の選択の問題、信仰の問題のはずです。
 特定の宗教法人の信仰を持つことと、戦没者を悼むことは全く無関係です
 むしろ、他の宗教を信仰している人間が、靖国神社に行くこと、ましてや目的が政治上での利得のためであれば、靖国神社という宗教法人への侮辱に他なりません。
 自身に何らかの信仰があるのなら、その信仰に則した宗教施設で祈れば、そこに戦没者を悼む気持ちの優劣・正邪はあるはずがありません。

続き⇒靖国問題 part3
 
by sleepless_night | 2005-06-02 23:33 | 宗教
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